大真面目に、独歩できるようにしてみる 1 [日記]

介護を受けている人で、状態が改善した患者さんをあまり知らない。

寝たきりなら寝たきりで、そのままの方が面倒が起らない…そういう事もあるのかもしれない。

歩けるようになって、その分、管理が必要になる…そういう事も考えなきゃならない。

一人で歩けるようになるという事は、それだけ家族の負担になるかもしれない。



仕上がりが中途半端だと、それは迷惑極まりない。



鍼灸師の仕事は何かと、再び問うてみる。



寝たきりで痛い痛い。

痛いところを何とかすれば良いのかもしれない。

その日、少しでも安楽に眠ることが出来れば、とても喜ばれる。



数年間、寝たきりの患者さんが自分の力で起き上がれるという事に、どんな意味があるのか。
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elm

最近、家族で延命治療のことなど話していて、
欧米では、植物状態での延命治療は虐待だという考え方があるそうです。

人としての尊厳、
なんだろうなあと思います。

寝たきりである人が起き上がれるようになるなら、
もしかして歩けるようになるなら、
他人さまの世話を受けなくても、
食事と排泄ができるようになるということでしょうか。

私は、そこのところは生きている間は、
自分でなんとかしたいなあと思っています。
それができない人が、
人としての尊厳を失っていると言っている訳ではありません。
私が私に対して課する人生の最終的な個人目標です。
by elm (2012-08-11 19:46) 

夏炉冬扇

こんばんは。
なかなかに重い話ですね…
by 夏炉冬扇 (2012-08-11 20:22) 

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