なぜ、マッサージ信仰は無くならないのか? 4 [日記]

「脚が怠(ダル)いんですが、揉んだら治りますか?」という質問。

「楽になるとは思いますが、相当な時間と費用が掛かります。」

と、無愛想に(?)答えます。



1時間で5,000円~6,000円、高くはないと思います、妥当かな。



どういうモノを求めているかによって、その価値観も変わるとは思いますが、競争の激化によって、(時間を基準にして)価格を下げるというのは、僕の中では在り得ません。

どちらかと言えば贅沢品だと思っているので、経営努力によって顧客のために低価格で提供するのは当たり前でも、自らの価値を下げてまでサービスする理由は見当たりません。

僕なら、値段を他所より高く設定します。

納得できないお客さんは当然ながら来ませんが、それでも構いません。

「ちっぽけなプライドですな~」と言われても、そこは折れる理由がありません。

結局、オマケでやってしまう事もありますが、それはそれで良いんです。

少しでも請求すれば収入にはなりますが、そこに集中することだけは避けたい。

そういう理由があります。

かなり面倒臭い鍼灸師です。

そういう辺り、まだ鍼灸に本気になれていない、中途半端鍼灸師かもしれません…。

明らかに、リラクゼーションを主体として求めている…と言う場合には、変身します!

変態という意味じゃなくてね(笑)

人の手は温かいですからね~、癒されるのも分かります。

自分で言うのも恥ずかしいですが、決して下手な部類ではないと思うので、かなりコアなfanがいることも確かです。

「自分がしたくない事はしなくて良いんじゃない?」って声も聞こえそうですが、マッサージは、する方が好きですから、苦にはなりません。

ただ、安売りはしないというだけです。




治療に必要な予算が詳細にあるとすれば、それを如何に抑えるか、つまり無駄を無くすことをします。

妄信的な患者さんにしてみれば、あの先生が、こういうんだから間違いない、絶対必要なんだ!…と、いう事があるかもしれません。

妄信と信頼は違います。

治してもらおうとばかり考えている患者さんには多いタイプかもしれません。

不安を煽れば煽るほど、すがるようになるかもしれません。

それが真実であってもなくても、そうした時に出現した安心には、とても魅力を感じます。

とある怪しい術(?)を使う施術者のところへ、足繁く通う患者さんがいます。

併行して、当院にも通っています。

僕のロジックと、その人のロジックは相容れないようなので、全くもって理解できません。

それは、僕が無知なだけかもしれませんが、洗脳に近い内容なので、やっぱり納得できません。

悪の一点だけを強調するような話術、それ以外の要素は全否定。

それで改善傾向が見られれば良いのですが、完全にドツボに嵌っているようです。

結構、困っています。

「あの先生は、あ~言ってるし…」って、少しの疑念はあるのかも???

あと数か月で貯金が底をつくかもしれません、隠し財産が無い限りはね…。

本当に患者さんの事を考えている施術者ならば、不安は煽るのではなく、共有して解決への導きを示してくれるはずです。

喝と脅は違います。
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