バセドウ病と鍼灸治療 2 [日記]

【 バセドウ病と鍼灸治療 1 】の続き


まぁ、取り敢えずは病気が再評価されたわけで、頭痛が改善されるかどうかは未だ分からない。

薬の効果も10日ほど経過を見ないと分からないらしい。


お医者さんが言った事は

「僕のとこでも薬は出せるけど、他のとこでも出してもらえるよ~」

って、事だったらしい。

ここのクリニックは繁盛していて、患者さんに困らないって言う意味に取れたとか(つまり、患者を囲う必要がない)

専門医を紹介するって意味に取れたとか(でも別に掛かりつけの専門医はもう居る)

あんまり診る気がないって言う意味に取れたとか(それは無いと思います)


僕は、個人的には頼りにしている先生だから、良い方に意味を取りたいんだけれども、患者さんにとってはそうはならないらしい。

「あの先生、聴診器も当てないし、身体も触診しない」

って。


結局、何が言いたいのかと言うと、このまま、その先生に甲状腺の治療を続けてもらうのが良いのか?という事らしい。

要するに、信用していないって事なのね…。

そんなこと聴かれても…答えに困ります(-_-;) グハッ…

部屋に入ってきた様子だけで、病気を見透かせるようになったら、神の領域だと思う…羨ましい。

患者が医師を見限るってのは別に珍しい話じゃないけど、それも癖になると良い事は一つも無い。

まぁ、この患者さんに限っては、コンビニ受診みたいな事は普段からしてないし、相当の覚悟があって、そう言ったんだと思う。

現在の主治医に、他の先生を紹介して下さいってのは、やっぱり言い難いもんでしょうね。

黙って、他の病院に行くことも出来るだろうけど、ね。


ちなみに、その患者さんは、整骨院にも通っている。

理由は頸部痛と頭痛がするから。

僕が以前勤めていた所だから、どんな所かは知っている。

学術的にもしっかりしているし、真面目に整骨業務をしている所だと思う。

「頭痛がする時は、整骨院に行った方がいいですか?あんまり効果がないと感じています」と質問。

もし、仮に今回の頭痛の原因が甲状腺由来のモノ(?)であるならば、整骨院でどれだけ徒手検査しても状況は変わらないだろうし、そもそもバセドウ病の既往歴を聴取しているか、或いは既知であっても、症状と関連しているかどうかまでは判断しないかもしれない。

そもそも、整骨院に行って、何をしてもらうんだろうか?

急性、亜急性の外傷であることを証明しなければならないはずだが、今回の場合は明らかな因果関係を結ぶことは出来ないと思う。

だって、患者自身も気付かない原因…とか、そんな類も一切見当たらない訳で、頸椎の矯正とかをやってもらうんだろうか?

とか、いろいろ考えた結果

「行きたくなければ行かなくて良いと思いますよ」

と、当たり障りのない答え方をしてしまいそうだった。

そもそも、僕の所だけで良くなっていれば、そこへも行かなかったかもしれない。

患者さんの都合もあって、行ける時に行ける身近な治療所というのは矢張り必要で、それを全て僕が担えるわけじゃない。

取り敢えずだけでも揉んでもらって、その日だけでも楽になったら、それはそれで御利益のある事だと思う。

けど、手遅れになるってリスクは当然存在する。


そんなこんなで、鍼灸師としての活躍はあまりない。

なんか、コンサルタント?って言うのかな…そんな事ばっかりしているような気がする。

鍼灸院なのに鍼灸治療希望の患者さんが何故か来ない…(-_-;)

かと言って、医学的な診断が出来る資格が有るわけでもない(つまり医者じゃない)。

病院に行って治らないと言う患者さんが鍼灸治療を受けに来て、どうもやっぱり病気があると思って紹介状を持って行ってもらう。

お医者さんの事、もっと信用して!

結局、自分の店は寄り道みたいな状態で、閑古鳥が鳴いてます(泣笑)



あと、リハビリ患者さんね。

これはまた、次回書こうっと。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

バセドウ病と鍼灸治療 1走り書き ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。