台風被害 [日記]
と言っても、家屋破損や人命に関わる事象では無かったのですが…。
ある患者さんですが、何を思ったのか(理由は言わないけど、別の人から聞いちゃった…)、ドアを開けた瞬間、強風に煽られ、ドアノブを持ったまま転倒。
半ぶら下がりの状態。
その時に腰を痛めてしまったようです。
余りに痛むので、病院に駆け込み。
レントゲンを撮るも、異常なし。
もともと側彎が強かったため、そこだけを指摘され、具体的な処置はなし。
コルセットの作成待ち…そんなところです。
動作時のみの腰痛で、つまりはbedから起き上がることが出来ない状態です。
寝たきりになってしまう事を心配されています。
ついでに、事故以来、排便が全くありません(←どっちかって言うと、コレの方が心配?)
(撮り方にも因るでしょうけど)画像は嘘をつきませんが、診断は人に因ります。
決して、お医者様を批判するつもりはありませんが、誤診は少なからず存在すると思います。
当然、僕自身にも有ることです。
病院受診の翌々日。
患者さんは歩けませんので、往診に伺います。
こういう場合は、自費のケースになるんでしょうけど、それだったら病院で続けて治療を受けた方が負担は少ないので、そういう風に奨めるつもりでした。
急性期の症状に対して、新しく同意書を発行してもらう訳にもいきませんしね…。
慢性期の症状が再発悪化したと考えるのも可能かもしれませんが、やっぱり確定診断が欲しいところです。
画像診断では異常なし。
これがどうも腑に落ちない。
患者さんも同様にそう思っている。
「ちゃんと診てへんもん…」って。
じゃあ、何が原因かと聞かれれば、今のところ分かりません(^_^;)
たぶん、病院を変えても診断は覆らないでしょう。
治療するとなればお金が掛かります。
出来るだけ負担は減らしたいと思います。
「我慢して頂けませんか?」とは言えない。
保険治療では十分に診られません。
というキャッチフレーズをよく目にする。
確かにご尤も。
鍼灸の保険治療は診断がすでになされている状態で受けることになる。
つまり、途中で鍼灸師が独自の判断で診断を覆す事は出来ない。
腰痛症なら腰痛症で通すのだ。
それが不適切である場合、矢張り病院の診断を仰ぐことになる。
もちろん、治療の経過の中で、微妙に症状が変化することは多々ある。
しかし、全く別の理由で発症した場合は、(病院で)診断して一定の処置の後、再度同意書を発行して欲しい。
明らかな原因疾患が見つからない以上、病院での治療は緩慢となる場合が多い。
2~3カ月もすれば、自然緩解するケースが多い。
但し、その後の筋委縮、関節硬縮による疼痛の再発は否めない。
保険の適応範囲、その制度の円滑性は低い。
しかも、医科で言うところの保険点数が低い、つまり実入りが少ない。
尚且つ、自己負担金が安くて済むので、頻回な治療を希望する患者が増える。
医科に比べれば鍼灸療養費の占める割合は小さいというが、本当にそれで良いのか?
他に受けるべき処置は山ほど有る。
疼痛緩和だけでは持たない。
結果として革命的に良くなるケースはそんなになく、永続的な治療が必要となる場合が殆ど。
懇切丁寧に、指導しているつもりでも
「もう年だから~」と言って、有耶無耶にされることもしばしば。
「鍼だけで治せないのか?」と言われれば耳が痛い。
「リハビリが必要です」と逃げ口上。
リハビリは理学療法士の先生にお願いして下さい。
寝たきりになれば、鍼は効かないというレッテルを貼られるまでは生涯治療が続くことになる。
それが普通。
患者さんにしてみれば、痛い時に少しでも何とかしてくれる、そういう環境は助かるのだろう。
そのことに非がないのは道理。
「介護保険のリハビリは治療じゃないから、治療は出来ません」
「じゃあ、痛い時はどうすれば良いのですか?」
「頑張って動いて自力で痛みを克服して下さい」
どんな説明の仕方だろうか…っと、疑問に思う事もある。
ある患者さんですが、何を思ったのか(理由は言わないけど、別の人から聞いちゃった…)、ドアを開けた瞬間、強風に煽られ、ドアノブを持ったまま転倒。
半ぶら下がりの状態。
その時に腰を痛めてしまったようです。
余りに痛むので、病院に駆け込み。
レントゲンを撮るも、異常なし。
もともと側彎が強かったため、そこだけを指摘され、具体的な処置はなし。
コルセットの作成待ち…そんなところです。
動作時のみの腰痛で、つまりはbedから起き上がることが出来ない状態です。
寝たきりになってしまう事を心配されています。
ついでに、事故以来、排便が全くありません(←どっちかって言うと、コレの方が心配?)
(撮り方にも因るでしょうけど)画像は嘘をつきませんが、診断は人に因ります。
決して、お医者様を批判するつもりはありませんが、誤診は少なからず存在すると思います。
当然、僕自身にも有ることです。
病院受診の翌々日。
患者さんは歩けませんので、往診に伺います。
こういう場合は、自費のケースになるんでしょうけど、それだったら病院で続けて治療を受けた方が負担は少ないので、そういう風に奨めるつもりでした。
急性期の症状に対して、新しく同意書を発行してもらう訳にもいきませんしね…。
慢性期の症状が再発悪化したと考えるのも可能かもしれませんが、やっぱり確定診断が欲しいところです。
画像診断では異常なし。
これがどうも腑に落ちない。
患者さんも同様にそう思っている。
「ちゃんと診てへんもん…」って。
じゃあ、何が原因かと聞かれれば、今のところ分かりません(^_^;)
たぶん、病院を変えても診断は覆らないでしょう。
治療するとなればお金が掛かります。
出来るだけ負担は減らしたいと思います。
「我慢して頂けませんか?」とは言えない。
保険治療では十分に診られません。
というキャッチフレーズをよく目にする。
確かにご尤も。
鍼灸の保険治療は診断がすでになされている状態で受けることになる。
つまり、途中で鍼灸師が独自の判断で診断を覆す事は出来ない。
腰痛症なら腰痛症で通すのだ。
それが不適切である場合、矢張り病院の診断を仰ぐことになる。
もちろん、治療の経過の中で、微妙に症状が変化することは多々ある。
しかし、全く別の理由で発症した場合は、(病院で)診断して一定の処置の後、再度同意書を発行して欲しい。
明らかな原因疾患が見つからない以上、病院での治療は緩慢となる場合が多い。
2~3カ月もすれば、自然緩解するケースが多い。
但し、その後の筋委縮、関節硬縮による疼痛の再発は否めない。
保険の適応範囲、その制度の円滑性は低い。
しかも、医科で言うところの保険点数が低い、つまり実入りが少ない。
尚且つ、自己負担金が安くて済むので、頻回な治療を希望する患者が増える。
医科に比べれば鍼灸療養費の占める割合は小さいというが、本当にそれで良いのか?
他に受けるべき処置は山ほど有る。
疼痛緩和だけでは持たない。
結果として革命的に良くなるケースはそんなになく、永続的な治療が必要となる場合が殆ど。
懇切丁寧に、指導しているつもりでも
「もう年だから~」と言って、有耶無耶にされることもしばしば。
「鍼だけで治せないのか?」と言われれば耳が痛い。
「リハビリが必要です」と逃げ口上。
リハビリは理学療法士の先生にお願いして下さい。
寝たきりになれば、鍼は効かないというレッテルを貼られるまでは生涯治療が続くことになる。
それが普通。
患者さんにしてみれば、痛い時に少しでも何とかしてくれる、そういう環境は助かるのだろう。
そのことに非がないのは道理。
「介護保険のリハビリは治療じゃないから、治療は出来ません」
「じゃあ、痛い時はどうすれば良いのですか?」
「頑張って動いて自力で痛みを克服して下さい」
どんな説明の仕方だろうか…っと、疑問に思う事もある。
2012-10-14 13:38
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