Parkinson's disease(パーキンソン病)と鍼灸治療 22 [日記]

パーキンソン病の症状としては

安静時の振戦(ふるえ)
筋強剛(筋固縮)
無動(または、寡動)
姿勢保持反射障害

などの運動症状を主徴とする。

結果として小刻み歩行・加速歩行などの歩行異常、前傾姿勢、表情が乏しくなる仮面様顔貌、小字症などの症状が見られる。
また、無動のため言動が鈍くなり一見して認知症(痴呆)のようにみえることもあるが、実際に認知症を合併する疾患もあり鑑別を要する。
また、うつ症状などの精神症状を合併する場合がある。
他には発汗低下、起立性低血圧、便秘、排尿障害(尿閉)などの自律神経症状も見られる。

とある。



病院での薬物療法と理学療法、そして鍼灸治療

この数週間、著しい効果を見せるようになってきた
毎回の鍼灸治療の直後より

座位の安定
立位への円滑な移行
歩行時のふらつき低減
表情の顕在化(笑うことが出来る)など

今日は玄関先まで見送りにきてくれた
一週間前までは考えられない事だった

座るだけでも大変で
座っては転んで座っては転んで
まるでダルマさんのようだった

振戦(ふるえ)は比較的治療初期から改善傾向にあり
寡黙(無動)は体調により変化が見られ、今でも時折表在化する
姿勢保持反射障害は、所謂ダルマのように転がる場合に見られるもので、支えがなければ座っても居られない
これは治療開始から半年以上を要した
歩行時のふらつきは、それとはまた別の理由が大きな要因となっていたと思われる
膝関節変形や外反母趾、これらも歩行に障害を来たす要因となりうる
また、筋固縮も大きく関わっている
今でも、この筋固縮には手古摺っている
視点を変えて姿勢保持のための全身の緊張と思えば、打開策も見えてくる
今回のケースにおいては、鍼は効果があるが、マッサージは効果がなさそうだ
運動療法もたぶん効果がない(今日までに著しい効果は見られない)

全体的に望ましい経過を辿っているように思う





自分なりの答えを見つけるのに、時間を要したが
ようやく、一歩踏み出せそうだ

鍼灸治療の可能性は限定的なものではなく
あらゆる病気や症状に対して何らかの効果を出している



個人的なことだけど
今日の今日まで
どちらかと言えば『インプットな』仕事だったと思う
勿論、施術をしているという意味ではアウトプットはしているが
それとはまた別のアウトプットをして行こうと思う
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