大人の百日咳 [日記]

先月から今月にかけて、腫物の患者さんが続きました。春に起こる特有の症状かもしれません。
顎の腫れ、手の腫れ、いずれも原因不明。内科、歯科、その他の科を受診するも、よく解らない状況。

もう一つ、春になってから、咳が続く患者さんがいます。忙しい仕事の合間、ようやく受診した内科では、『風邪でしょう』と説明される。もちろん時期的には『百日咳』も考慮すべきですが、これは否定されている。でも、咳が続くんですね。だから、夜も安眠できない。翌日の仕事にも支障が出る。咳で死ぬことは無いかもしれないけど、生活の質は大きく低下します。

なんとか治せないものでしょうか、鍼で。試行錯誤していますが、未だによくなりません。



ウィキペデアによれば、百日咳は自己免疫力では治癒しないとあります。

項目[治療]を参照>>>
百日咳は、名前により100日もすれば完治すると勘違いされがちだが、細菌感染が原因であり、抗生剤により感染している百日咳菌を死滅させない限り菌は体内に滞在し続ける。(健常人であっても免疫機能だけで菌を完全に退治する事はできない)



僕は、感染症の専門家ではないので詳しくは説明できませんが、以下に専門家のブログを紹介しておきます。

感染症診療の原則
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/d8cd52bb347e0bbe0d091ae2bd125a2b

ブログより内容を一部抜粋
現在、各国で百日咳が流行しています。これは赤ちゃんのときに接種したDTPワクチンの効果が減弱している思春期や成人での流行ですが、この世代が感染源となって、未接種の乳児に感染拡大することが問題となっています。このため、ブースターワクチンの認可や国の予防接種プログラムへの導入が急ぎ検討されています。



また別の話題ですが、今夜のニュースでは、スマホのウイルス感染により、個人情報だけでなく他人の情報までもが流出するという事態が起こっているそうです。情報を盗まれるのは一瞬で、盗まれたことすら気付かないらしいです。



感染されるという心配も必要ですが、知らない間に自分自身が感染源になっているということも十分に知っている必要があるでしょう。特に大人の場合は症状がハッキリしない間に蔓延させるケースも多いと聞きます。



感染症や、痛みの負の連鎖もそうですが、どこで食い止めるかが、重要ではないでしょうか?
タグ:百日咳
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