頑張れば何とかなる [日記]

というのは幻想で、それは一人相撲を取っている。

相手は人ですから、こちらがどれだけ頑張っても何ともならない事は多々ある。

今日は泣き言と愚痴ばっかりですね、申し訳ない。

最初の頃は、治せないという事を認める事が出来ませんでした。

傲慢で小心だったんでしょうね。

「先生の鍼は効かないわ」

そう言われると正直ショックですが、それに落ち込んでいる暇も無くなってきたので、それでも何とか治す方法は無いかと模索します。



膝に水が溜まっている患者さんがいます。

近所に整形外科があるんだけど、そこには行きたくないんだ~って。

だって、どうせ水抜くだけでしょ?って。

確かにそうかもしれません。

それ以外にも行きたくない理由があるかもしれません。

最初の頃は、整形に行くと言われると、それは僕が診ます!って、意気込んでいた時期もありました。

どう考えても、僕は鍼は出来ても、注射は出来ませんからね、整形に行ってもらうのがスジです。

鍼でも何とかならない事も無いです。



お腹に違和感があるけど病院では何も異常は無いと言われた。

舌がヒリヒリする。

便秘が辛い。

夜が眠れない(薬は飲んでいる)。

そのどれも、鍼治療で改善傾向にある可能性はありますが、保険は利きません。



こういう不定愁訴を、何気なく言ってくれる患者さんにとってみれば、この先生はこういう状態も診てくれる、そう思っているから言うんでしょう。

期待が無ければ言わないと思います。



今日のブログは、独り善がりな話ばかりです。
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elm

kaya先生は、東洋医学のことをときどき話してくださいます。

私の理解したところによると、それは、症状だけを診るのではなく、
体全体のあり方みたいなところのくずれを治す、と理解しています。

だから、西洋医学みたいに、膝が痛いなら膝を治療、という訳でもない。
と理解しています。

不定愁訴は、どこかにくずれがあると訴えているのだと思います。
私も、kaya先生には、そういうものを期待しています。
私なりの健康な体になる、導きを期待しています。
by elm (2012-07-25 00:51) 

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