焼き鳥の臭い（続編）

臭いの元凶は未だに分からないが、どこから来るのかというコトはだいたい分かった
柱の隙間から…だけだと思ってたけど、穴の空いているところは全部らしい
つまり、ブレーカーの裏、コンセントの（あの縦に２つ並んだ隙間の裏）
穴って、色んな所に空いてるんだ！って思った
全部抉じ開けて確認してみたけど、とてもじゃないけど手に負えない数だし、目に見える穴を塞げば塞ぐほど小さな穴が解らなくなる

で、どういう状況で臭うか？というコト
改装前は全く気が付かなかったのか？と言えば、そうなんです
換気扇を回して初めて分かったコトです
換気扇から臭ってくるとか、外から臭ってくるとかそういう訳ではなくて
換気扇を回すことで、室内が陰圧になり、内壁や天井裏に溜まった臭い空気が引き込まれてくるんです
逆にエアコンなんかで常に送風していると室内が陽圧になって、壁裏や天井裏の空気を押し上げるようです
たぶん、クリーンルームを作る原理と同じようなもんかな

病院とかだったら、院内の病原菌を外に出さないように、換気扇を回して室内を陰圧にして、排出される空気はフィルターに掛けるとか？
鍼灸院だったら、ウイルスとかはあまり気にしないでいいのかもしれないけど、お灸したら煙が出るし（もちろん少煙のお灸もあるけど）

物件を紹介してくれた不動産屋さんに相談はしてみたけど、あんまり良い返事はなかった
空気清浄器を設置するアイデアも頂いたけど、換気扇を回した時点で無尽蔵の臭いが降り注ぐ訳で、空気清浄器はたぶん役に立たない、役に立たないコトもないけど、キリが無い

これって、ある意味治療する時の考え方に似てたりする
根本的にどうすれば良いか？
取り敢えずは応急処置、それは換気扇を止めるコト
穴を埋め尽くしても、きっと見落としが必ずあるので解決にはならない
場所を移転する？
気密室を作り出す？
外気を濾過して清潔な空気を常に院内に送りこむ？
臭いが在ると思われる中空部分から直接外気へ放出する？
外で臭いがするのは立地的な問題でもあるけど、室内を閉め切った状態で臭うのはチョット辛いな…
構造上の問題としか思えないけど、これも借りた者の自己負担になる訳です

今回は空調の扱い方のいい勉強になりそうです
目に見えない空気の流れを如何に操るか
煙を起こせば視覚化も出来るし
指を翳せば冷たさと風圧を感じるコトが出来る

たぶん鍼をするってこういうコトなんだなって思う
空調は物理現象で
太古の昔、風は妖精の仕業だった
一個の部屋だけを見れば、分からないコトだらけ
一個のビルとしてみれば、少しは詳細が分かるかも
臭うから空気清浄器、これじゃ納得できない
痛みがあるから湿布みたいな安直な考え
そういう表面的一時的な臭いじゃないと思うんだ
かなり根強く巣食っている

みんな面倒臭いからなのか、こういう問題を考えてくれる人ってなかなか居ないみたい

タグ：臭い対策 焼き鳥 空調実験

コメント 2

あ～～、すごく安直な意見です。

ずっと、お香をたいておくとか、、、
もぐさのにおいとか、お線香の香は鍼灸院らしくていいと思います。

いい香りの間から、嫌なにおいが顔をのぞかせるのは
もっといや～～な感じかな。
by きりたん (2012-10-30 23:02) 

＞　きりたん　様

考えて頂いてありがとうございます(^_^)
香りと言っても、煙も出るモノもあるので、充満すれば目に浸みます(T_T)



A（屋外：給気元［主にエアコンの送風による］）
↓
B（屋内）
↓
C（屋外：排気先［換気扇の作用］）

という流れで、通常はBでお香を焚いても、換気扇の作用でBの空気はCへ抜けます

ただ問題なのがAとBの間にA´（外壁と内壁の隙間）があって、ここが臭いの出元なんですよねぇ…。

Aから空気を吸入する前にA´が優先されるんです
Aを大開放すれば良いのかもしれませんが、そうすると温度管理と衛生面に支障が出ます

AからBに強制的に空気を送り込むことができれば、A´の臭いは無視できるかもしれません

考えているのは

１．AからA´に強制的に排出する
２．A´とBを完全に隔離する
３．Aから清浄化した空気を機械的に取り込む

１．３．は、工事すれば何とかなりそうです
２．は、自分でも試してみましたが、際限なくて断念しました（大掛りな工事が必要みたいです）

空気清浄器で一室のみを視野に入れて管理したとしても、あまり効果は期待できないんです
なぜなら、換気扇さえ回さなければ臭いが降りてくる事はないからです
どこぞから空気が逃げるから入ってくるんです
それを強制的に外気から取り込むことで臭いを受けいれないようにすることはできるかもしれません

本文と重複してしまいました…
すみません(-_-;)
by kaya (2012-10-30 23:36)